あなたも今、こんなふうに疑問に思っていませんか?
私自身転勤族歴8年になりますが、転妻になった当初はあなたと同じように悩み、さまざまな働き方を試してきました。
転妻にとって「働き方」は永遠のテーマです。
そこで本記事では
- 転妻が派遣社員として働くメリット
- 筆者が体験した派遣のリアルな話
- 転妻はどんな派遣会社を選ぶべきか
を解説します!
自分にとってベストな「働き方」を模索中のあなた。
この記事を読んでモヤモヤを解消していってくださいね!
派遣社員は雇用期間が決まっているのが転勤妻にとっての最大のメリット
さっそく結論からいきます。
転妻にとって派遣で働く最大のメリットは、雇用期間が決まっているところ。
3年間
派遣社員が同じ派遣先で働ける期間は最長しかもその間も一定期間ごとに「更新をするかどうか?」の有無を派遣会社に伝えます。
長期で働きたい人にとって雇用期間が決まっているのはマイナスになりますが、定期的に転勤がある転妻にとってはピッタリの条件!
普通の会社なら「いずれ転勤がある」というだけで良い顔をされない場合もありますが、派遣社員なら心配ご無用。
決められた期間さえきっちりと働けばOKなので、転勤の有無を確認しながら更新するかどうかを伝えれば良いのです。
「長期で働けない」という派遣社員の最大のデメリットが、転勤妻にとっては大きなメリットになるということ。
そもそも「派遣で働く」ってどういうこと?
派遣会社とは、正式名称「人材派遣会社」のことです。
雇用契約を結んだ会社とは別の会社で働く人のことを派遣社員と言います。
雇用契約を結ぶ会社……
派遣会社実際に働く会社……
派遣先企業給料は雇用契約を結んでいる派遣会社から支払われる
社会保険や福利厚生の提供も派遣会社から受けることになる
派遣社員が同じ派遣先で働ける期間は最長3年(法律で決まっている)
またその間も一定期間ごとに派遣会社と「契約を更新するか?」の相談しながら更新の有無を決める
アルバイトと派遣社員は違う
ところで、「アルバイトと派遣社員ってどうちがうの?」と疑問を持っている方も多いと思います。
アルバイト…
雇用主が就業先派遣社員…
雇用主が派遣会社
ここがアルバイトと派遣社員の大きな違いです。
派遣会社で仕事をするまでの流れ
では実際に、派遣会社に登録するとどんな流れで仕事をすることになるのか?
登録から就業までを簡単に説明していきます。
派遣会社によって細かい部分に多少の違いはありますが、大まかな流れは同じです。
① まずは、派遣登録会の予約をする
登録会は基本的に予約制なので事前に予約をしておきます。
派遣登録会では何をする?
- 働き方やルールなどを含めた仕事の流れについての説明
- 希望職種や条件などの個人情報(プロフィール)の登録
- PC操作や基礎知識などの簡単なスキルをチェック
- 派遣会社の担当者との面談
② 登録会終了後、条件が合う仕事があれば早速この場で仕事を紹介してもらうことも
③ 社内選考を通過すれば就業
以上の流れです。
最初に派遣会社に行くときの服装は?
特別な指定がない限りは、オフィスカジュアルの綺麗目な格好もしくはスーツを着て行くのが間違いないです。
あまりにもカジュアルすぎる格好は印象としてあまり良くないので避けるのが無難です。
例)ダメージジーンズ、露出の多い服装、派手なネイルなど
転勤族の妻が派遣社員として働くメリット
私が派遣社員として実際に働いてみて感じたメリットはこちら
仕事が決まりやすい
担当者に相談できて安心
辞めるときがスムーズ
仕事が決まりやすい
これも転妻が派遣社員として働く上で、大きなメリットになるでしょう。
「転妻が働く」と言うとまず誰もが考えるのが、仕事が決まりにくいだろうということですよね。
世間からの転妻のイメージ
こんなネガティブ公式が出来上がるので、どうしても一般的なパートなんかでは面接の時点で断られやすいのが実際のところ。
その点派遣社員は、初めから雇用期間が決まっているので転勤族であろうがなかろうが、その期間しっかりと仕事が出来ればOKです。
最短だと一ヶ月、最長は三年(派遣会社にもよる)と、転勤のスパンや生活スタイルに合わせて仕事を選ぶことが可能
担当者にいろいろ相談できる
転勤族が仕事をするとなると、実際さまざまな不安要素があると思うんです。
派遣会社に登録すると基本的に担当者がつくことになります。
一番最初に担当者と面談する際に、希望の職種であったり働く上での希望の条件(例、短期の仕事を探している、土日は休みたい!など)を相談することが可能。
実際に仕事が始まってからも、仕事上での悩みや困ったことなどを担当者に相談することができるので気持ち的にすごく安心です。
担当者の方には「不安なこと、困ったこと何かあれば何でも気軽に相談してくださいね」と言ってもらえたので、働く上でとても心強かったです。
辞めるときがスムーズ
これ、転妻にとって退職を伝えるタイミングは悩みますよね。
でも派遣の場合は心配ご無用。
派遣社員はあらかじめ契約期間が決まっているので、その期間が来たらそのまま辞めるか、又は契約更新するか?を考えて派遣会社に伝えることになります。
つまり辞めるときは、次の更新をしなければ良いだけなので気持ち的にとても楽です。
私が派遣社員として働いていたとき、突然体調を崩してしまったことがあったんです。
その際も担当者に相談し、担当者から就業先に伝えてもらいました。
転勤族の妻が派遣会社を選ぶときのポイント
全国にはたくさんの派遣会社があります。
どこの派遣会社を選んだら良いか?正直かなり悩みますよね。
実は、選ぶポイントがあるんです。
- できるだけ大手派遣会社を選ぶ
- どんな職種を多く扱っているかチェック
できるだけ大手派遣会社を選ぶ
できるだけ大手の派遣会社を選ぶべし!
大手の派遣会社というと、多くのエリアを扱っているケースが多いんですね。
つまり、自分がこの先住むかもしれないエリアも扱っている派遣会社か?をチェックする必要があるということ。
というのも、もし今後転勤となったとき引っ越し先でも同じ派遣会社を通じて仕事ができればデータを引き継ぐことができるので新天地での仕事探しがスムーズです。
転妻にとって引っ越し前後は超絶バタバタなので、事前に派遣会社側で話を通してもらえば安心ですよね。
どんな職種を扱っているか要チェック
どんな職種を多く扱っている派遣会社か要チェック!
例)
A社は、事務、営業、介護
B社は、工場、軽作業
といったように、派遣会社にはそれぞれ得意分野があって扱う求人数も違うのでそのあたりを要チェック!
派遣会社によって得意とする仕事のジャンルが異なります。
自分はどんな職種に就きたいか?考えて派遣会社を選びましょう!
転妻である筆者が実際に派遣社員で働いたときの話
私が派遣会社に登録したのは長女が一才2ヶ月のとき。
きっかけは、とにかく働きたかったから。
当時はじめての育児に奮闘中だったわたしは毎日イライラしっぱなしで、このまま家にい続けてはどうにかなってしまう!と思ったんですね。
とはいえ、いつ転勤になるかもわからない状態で面接を受けたところですぐに仕事が見つからないのは目に見えていたので、思い切って派遣会社に登録してみることにしました。
登録後はさっそく派遣会社へ出向き、登録手続きを行いました。
登録方法は派遣会社によってさまざまです。
来社しないで電話で登録する方法や、web上で登録を完結する方法をとっている派遣会社もあります。
転妻の場合、いろいろと伝えたいことも多いと思うので、担当者と直接会うもしくは電話で話した方が安心だと思います!
私の場合は、当時長女が一歳二ヶ月だったので「急な欠勤をする可能性がある」ことも伝えました。
私のような育児中の転妻は働く上で心配事だらけなので、担当者に相談できるのは大きな安心になりました。
不安なこと心配なことは遠慮しないで正直に派遣会社に話した方が良いです。
くれぐれも仕事を早く決めたいあまり、出来そうもないのに「大丈夫」なんて言わないようにしましょう!
自分のためであるのはもちろん、派遣会社や就業先に迷惑をかけないためにもです。
私が希望した条件は
- 子供の急病時に休みやすい
- できるだけ土日休み
- 難しくない仕事
という三点。
登録してすぐ、とあるコールセンターを紹介してもらいました。
そこはかなり大規模なコールセンター。
在籍人数が多く急な休みも対応がしやすいと、私のような育児中の主婦が多く働いているとのことでした。
ただ、完全な土日休みではない部分は「うーん」と思いましたが、”休みやすさ”を重視していた私にとっては好条件だったので、さっそくそこのコールセンターで働くことに。
実際に仕事が始まってからも担当者がちょくちょく職場に様子を見に来てくれたり、こっちから何も言わなくても「何か困っていることはありませんか?」と聞いてくれたので安心して働くことができました。
ちなみに働き始めてすぐ、娘はさっそく保育園の洗礼を受けて休みまくりました。
多いときだと、月の3分の2休んだこともあったのでそのときは本当、休みやすい職場で良かった〜と心から思いました。
そんなこんなでこのコールセンターでは一年半ほど働き、最後はコールセンター側から「派遣スタッフとの契約更新はしない」と通達があり終わりを迎えました。
正直、派遣の終わりってこんな感じなんだ〜呆気ないな〜という感じで。笑
最終日だって、荷物を返してお世話になった人にお礼を言って淡々と終わりました!
ま、余計なことを考えなくて良いので楽です。
その後は再び同じような条件で働ける職場を探してもらい、再びコールセンターに勤めました。
ただここでは私がメンタルの不調を起こしてしまい、結局働き始めてから3ヶ月ほどで辞めることになってしまったんですね。
このときもまずは担当者にそのことを伝え、担当者から就業先に話してもらったので、私が直接就業先とやりとりすることなくあっさり辞めることになりました。
もちろん、途中で辞めることなどないに越したことはないですが、万が一のときもこうやって間に入ってくれる人がいるのはありがたい話です。
という感じで、派遣会社からは合計2ヶ所の就業先を紹介してもらいました。
今私は完全在宅の仕事に切り替えているので外では働いていませんが、今後また外で働きたい!と思ったときは間違いなく派遣社員の道を選びます。
私の場合、担当者との相性が良かったというのも大きいですが、正直、派遣以外の働き方は考えられません。
履歴書を持って普通の面接に行くとかもう無理かもしれません。笑
長く正社員として働いていた方なんかはもしかして、「派遣社員かー」と、抵抗がある方もいるかもしれませんが、転妻にとってはメリットの方が多い働き方だと私は感じました。
転妻が派遣で働くメリットを活かして充実した毎日を送ろう
仕事が決まりやすい
担当者に相談できる
辞めるときがスムーズ
転妻が”派遣で働くこと”はあなたが思っている以上にメリットが多いです。
ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみましょう!