「WEBライティング実務士」は、WEBライティング技能検定に合格した人が得られる称号です。
2015年に登場した比較的新しい資格ですが、IT業界でも随分話題になったので気になっていた方も多いのではないでしょうか?
あなたも同じような疑問をお持ちではないですか?
本記事では、実際にWEBライティング技能検定に合格した筆者の体験談を元に、試験のこと・勉強方法などを徹底解説!
この記事でわかること
- WEBライティング技能検定とはなにか
- WEBライティング技能検定の難易度はどのくらいか
- ぶっちゃけWEBライティング技能検定はオススメなのか
【WEBライティング技能検定】独学でも受かる?
WEBライティング技能検定は、一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会(CPAJ)が発行する民間資格の試験です。
合格すると「WEBライティング実務士」として認定されるほか、複数のクラウドソーシングサイトでさまざまな特典が受けられます。
そう。
WEBライティング技能検定は「WEBライティング講座」を受講した人のみが受けられる検定試験なのです。
重要なのでもう一度言いますが、WEBライティング技能検定を受けるためには「WEBライティング講座」を受講する必要がありますよ。
【WEBライティング技能検定について】
区分 | 民間資格 |
合格するともらえる称号 | WEBライティング実務士 |
受験資格 | たのまなのWEBライティング講座を受講すること |
出題形式 | 選択問題、記述問題 |
試験時間 | 90分間 |
受験会場 | オンライン受験 |
受験料 | 6,000円(受講料とは別) |
WEBライティング講座とは?
画像出典:たのまな公式サイトより
ここまでのところで、WEBライティング技能検定を受験するためには「WEBライティング講座」を受講しないといけない、というのはお分かりいただけたと思います。
では、「WEBライティング講座」とは何なのか?という部分。
「WEBライティング講座」は株式会社ヒューマンアカデミーの通信講座である「たのまな」が販売している講座。
画像出典:たのまな公式サイトより
テキストを使いしっかりと勉強し、WEBライティング技能検定に合格する=一定のレベルを超えたライティング能力がある。という証明になります。
WEBライティング技能検定に合格することで、Webライターとして自信を持ってはじめの一歩を踏み出せるということですね♫
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【WEBライティング技能検定】はライター初心者におすすめです!
WEBライティング技能検定はWebライター初心者におすすめです!
それには3つの理由があります。
- クラウドソーシングに特化した資格だから
- 基礎中の基礎から学べるから
- パソコンとのセット販売があるから
一つずつ説明していきますね。
① クラウドソーシングに特化した資格だから
未経験者がWebライティングの仕事を始めるためには、クラウドソーシングサイトを利用するのが一番手っ取り早い方法です。
ライターというと、企業や組織に所属し専属として「書く人」のことをイメージする方が多いかもしれません。
しかし、初心者がいきなりそのような形で仕事をするのは正直難しいです。
企業がライターを募集する場合、条件として「経験がある人」と条件指定することがほとんどだから。
その点クラウドソーシングは、「経験者」の縛りがない案件も多く、初心者から上級者まで自分の技量に合った案件に応募することができるのです。
Webライター初心者にとって非常に挑戦しやすい仕組みである!ということなんですね。
▼初心者がWebライターとして稼ぐための一番の近道を解説しました!↓
【Webライターの始め方】未経験者が在宅で稼ぐ方法を徹底解説!
ここからが本題。
今回ご紹介しているWEBライティング技能検定は日本クラウドソーシング協会が主催しているクラウドソーシングに特化した民間資格です。
合格者には、クラウドソーシングで仕事をする際に有利になる魅力的な特典が付きます。
特典の内容は、クラウドソーシング事業者によって様々あるのでこちらをご覧ください。
↓↓
■ランサーズ
クライアント向けのメールマガジンで、オススメの人材として『WEBライティング実務士』資格取得者を紹介してもらえる!
『ランサーズ』が直々に紹介することにより、信頼度が増し、仕事の受注率が向上します。
■サグーワークス
サグーライティングプラチナの記事報酬が永久5%アップ!
レベルアップする度にもらえるボーナス報酬が2倍になります。(総計22万円相当)
■ちょびリッチ
ちょびリッチのサイト内にある合格者ID入力ページからIDを入力していただくことで200ちょびポイントをプレゼント。
※特典内容は変更になることがありますのでご注意ください
初心者が一番ドキドキする瞬間って、やっぱり最初の一歩目なんですよね…。(いわゆる0→1ってやつです)
そんなとき、サイト側がバックアップしてくれる!という安心感と言ったら、もう。
めちゃくちゃ心強い!
クラウドソーシングで仕事をする上でプロフィールにも「WEBライティング実務士」と書くことができますので、一つの自信にもなりますしね。
もちろん、「資格がある=クライアントが望む文章が書ける」ということではありませんが、少なくとも真面目な人なんだな〜という印象はクライアント側に持ってもらえるでしょう。
対面で話すことのない分、自己アピールの一つの手段として資格を持っておいて損は無いと思います。
② 基礎中の基礎から学べるから
WEBライティング技能検定講座の教材の内容は、はっきり言ってかなり初心者向けだと思います。
超初心者だった私がそう思ったくらいなので間違いありません。
ゆえに、口コミなどを検索するとよく書かれている「簡単すぎ」という言葉も納得です。笑
ただ。
- 在宅ワークがはじめて
- パソコンを使った仕事をしたことがない
- SEOってなんぞや?
- いまさら人に聞けない文章のルールをおさらいしたい
以上のいずれかに当てはまる人にとっては、受講して損は無い内容だと思います。
というか逆に、最初の1ページ目から難しい単語がズラ〜っと並んでいたら学習する気を無くしてしまいませんか?
静かにテキストを閉じたくなっちゃいますよね。
「初心者でも取っ掛かりやすい内容」という点では一つの大きなメリットなのかなぁと。
基礎中の基礎から学びたい!と思う方にはオススメです。
③ パソコンとのセット販売があるから
「Webライターになりたい!でも肝心のパソコンをまだ持っていない…」
という方!
朗報です。
「WEBライティング講座」にはMacBookとのセット販売があるんです!
あまり知られていないのですが、実は!特別価格で!MacBookをゲットできちゃう仕組みなんです。
これら3つのポイント全てに当てはまった人にはセット販売おすすめですよ。
▼PC付きコースは、MacBookのモデルの変更ならびに価格変動により講座受講料が変わることがあります。
気になる方はたのまな「WEBライティング講座」公式サイトでご確認くださいね。
【WEBライティング技能検定】資格取得までにかかる期間は?
「WEBライティング講座」の標準学習期間は6ヶ月。
ただ、これには個人差があるのであくまでも目安と思っていてください。
ちなみに私は資格取得までにかかった期間は約3ヶ月でした。
参考までにそのときの私の状況を書いてみますと…
在宅ワーク経験:なし
Webライティングの知識:なし
パソコンの操作レベル:かろうじて触れる程度
確保できる学習時間:一日一時間ほど
勉強するのは娘が寝てからの1時間ほど。
毎日は難しかったので週に3、4日。
土日にまとめて勉強していました。
当時の私より勉強時間を確保できる方であれば、おそらく2ヶ月くらいで十分に合格レベルまで持っていけるのでは?と思います。
逆に赤ちゃんの子育て中のママさんなど、まとまった時間を確保するのが難しい…という方は、余裕を持って6ヶ月位を考えてちょうど良いと思いますよ。
WEBライティング講座の教材内容と勉強の進め方
画像出典:たのまな公式サイトより
WEBライティング講座の教材のセット内容はこんな感じです。
- テキスト 基礎編、実践編それぞれ一冊ずつ
- 問題集 基礎編、実践編それぞれ一冊ずつ
- 付録資料 クラウドソーシングの手引き一冊
- 付録資料 ISV練習法一発発想力・語彙力
- オンライン試験システム通知(ID・パスワード)
- スタートアップガイド一冊
- 特典教材 タイピング教本一冊 ※タイピングソフト付き(Windows版のみ)
量としては、そんなに多くなく学びやすい量でした。
学習の進め方
まずは、①テキスト 基礎編の勉強からスタート!ビジネスマナーや個人情報の取り扱いについての知識を学びます。
私は学校での勉強のように重要な部分をマークしたり、ノートに赤ペンで書き出したりしながら覚えました。
↓
ある程度覚えたところで②問題集 基礎編に挑戦!
↓
基礎編の次はいよいよ実践編へ。
①テキスト 実践編で、文章上のルールなど学んでいきます。
ここでもノートに書き出して、自分の苦手な部分を確認していきます。
↓
②問題集 実践編にチャレンジ!
実践編は基礎編よりも難しいです…!
↓
いざ!模擬試験にチャレンジ!
↓
模擬試験を終えたら、④付録資料 ISV練習法一発発想力・語彙力を使い、実際に文章を書くためのトレーニングを行なっていきます。(この辺から実際にWebライターとしての仕事のイメージが湧いてきますよ!)
↓
過去出題された記述式問題に挑戦!(ここに一番時間を費やします)
実際に時間を測りながら、本番さながらにやるのがポイント!
(過去出題された問題については日本クラウドソーシング検定協会公式サイトに掲載されています。)
↓
本試験挑戦!!
【WEBライティング技能検定】こんな人にはおすすめしません!
ここまで、WEBライティング技能検定はWebライター初心者にオススメ!とご紹介してきました。
ここからは逆に、どんな人にはオススメしないか?という部分。
それは、
- Webライターの経験・知識がある人
- 収入が欲しくて急いでいる人
一つずつ解説していきます。
Webライターの経験・知識がある人
Webライターとしての経験や知識が少しでもある人にはおすすめしません。
理由はもうお分かりだと思いますが、WEBライティング技能検定は、かなり基礎的な内容も含まれるからです。
もちろん、経験者が基礎を学び直すことは決して無意味ではありません。
ですが、すでに実績がある人があえてこの検定を受ける意味はあるのか?と考えたとき、特に必要ないかな、と。
時間をかけて資格を取るよりも、引き続き実績を積んでください!
収入が欲しくて急いでいる人
大前提として、Webライターになるためには資格は必要ありません。
資格取得はあくまでも、「初心者が第一歩を踏み出すための自信を付けるもの」の位置付けと思ってください。
ですから、収入が欲しくて急いでる人は、すぐにクラウドソーシングサイトで仕事に応募して稼ぎ始めた方が、報酬獲得までは断然早いです。
【WEBライティング技能検定】実際に受けてみての体験談
私が実際に、WEBライティング講座を受講し、検定試験を受けてみての率直な感想は、「難易度はそこまで高くない!」といったところです。(何度も言うようですが…)
ただ、勉強してないと普通に落ちます。
たのまなのWEBライティング講座の口コミを見ると、「簡単すぎて勉強しなくても受かる」なんていう内容をたまに見かけるのですが、それはないと断言できます。(ライター初心者が受験すると想定して)
少なくとも、記述問題に関しては過去問を何度も何度も解いて出題形式に慣れておかないと多分落ちます。
普通に真面目に勉強している人はちゃんと受かるだろうなぁという印象です。
私の場合…
Webライティングの知識はまるっきしのゼロレベルからの挑戦。
「SEOってなんぞや?」というレベルからのスタートでした。
ですがテキスト通りに勉強をすすめ、記述問題に関しては過去問を何度も何度も解いた結果、一回目の受験でなんとか合格。(※過去問題は日本クラウドソーシング検定協会公式サイトにて公開されています。)
合格後はさっそくクラウドソーシングに登録。
タスク案件(クライアントと契約を結ばず行う作業的な案件)をいくつかこなす
まず最初はプロジェクト案件(クライアントと契約を結んで行う案件)にチャレンジ!
少し要領をつかんだところでいよいよちなみに私が最初に応募した案件は「初心者歓迎!学びながらライティングしましょう〜」的なもので、報酬は20記事書いて1600円とかというトンデモ案件でした。(笑)←もっと報酬高い案件もたくさんあるのでご安心を。
なぜそんな安い報酬で?!と思いますよね。
それについては詳しく話すと長くなるのでこちらの記事をご覧ください。
文字どおり初心者向けの案件ではありましたが、20記事を書ききったことは自分にとって最初の大きな自信になりました。
初心者にとっての「一歩目」って、多分一番ハードルが高くて、なかなか踏み出せない部分だと思うんですよね。
「パソコン上でのクライアントのやり取りってどうやるんだろう?」
「Webライティングって何に気をつけて書けば良いの?」
など考えちゃいませんか?
初心者が必ず抱くであろう最初の不安を和らげてくれるのがWEBライティング講座なんです。
検定に合格することで「WEBライティング実務士」の肩書きが自信を持たせてくれる。
当時の私のような状態で、「なかなか一歩目が踏み出せない…」という方には自信を持ってオススメしたいです。
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WEBライティング講座を受けて良かったこと
- 文章の基礎を学べた
- 在宅ワークの一歩目を踏み出せた
- MacBookをお得に買えた
以上が、私がWEBライティング講座を受けて良かったなと思う理由です。
文章の基礎的な部分については、ぶっちゃけいまだにテキストを読み返すこともあるくらい、私にとっては勉強になりました。
確かに具体的なセールスライティングなどについては書かれてないので、ライティング中級者以上の人にとっては物足りないかもしれません。
ですが、私みたいにゼロから学びたい!というタイプの人間には非常にありがたい内容ばかり。
在宅ワークの一歩目を踏み出すきっかけとしては十分です。
私は将来的にフリーランスを目指しているので、この先どう進んでいくか?の道しるべが欲しかったんですね。
その”道しるべ”になってくれたのがこの検定試験だったんです。
それまでは地図も何も持たずに大草原に放っぽられた状態だったので。
目指すゴールに向けた進み方がわかるだけで、気持ちがパッと明るくなりませんか?
そんな道しるべが欲しい!という、私みたいなタイプの人に【WEBライティング講座】はオススメ。
あとは、MacBookを特別価格で買えたのも嬉しかったです。
すでにパソコンを持っている方には関係のない話にはなっちゃいますが、まだパソコンを持ってない&WEBライティング技能検定に興味がある人にはドンピシャでオススメです。
ただ、この検定の特徴の一つである、“合格者にはクラウドソーシングで仕事をする際に有利になる魅力的な特典が付く”という点に関しては、正直私はあまり分かりませんでした。
というのも、私はわりと早い段階でクラウドソーシングからブログ運営に切り替えたので、特典を実感できぬまま…という感じで。
もしかして、長くガッツリとクラウドソーシングの案件をこなしていればまた違ったかもしれません。
という正直な話です。
参考になれば幸いです。
【Webライティング技能検定】をきっかけに一歩目を踏み出そう!
「Webライティング技能検定は受けて意味あるのか?」
ネット上で、この件についての論争をよく見かけます。
辛口意見が多いのも十分承知です。
私なりの結論としては、その人によるんじゃないかなーと思うんですよね。
最後の最後で曖昧なことを言ってすみません。
でも実際に受講し、資格取得した身からすると本当にそう思うんです。
Webライティングの経験が少しでもある人からすると物足りなさを感じるかもしれません。
逆に文章を書くことが苦手な人の場合だったら、難しい!と思うかもしれません。
経験値によってかなり大きく意見が分かれるんじゃないかなぁと思うんです。
物事の中から何を学び何を見い出すかは自分次第だと思うので(なんてちょっとカッコつけちゃいましたが)、正直実際受けてみないと分からないと思います。
ただ!一つ言えるのは。
もちろんすべてがこの検定のおかげではありません。
ブログを立ち上げたことと資格取得は直接関係ないことですので。
ただ、検定に挑戦していなければ何も始まっていなかったのだけは確かです。
あのとき挑戦していなければ、たぶん在宅ワークの道を進むことはなく普通にどこかに働きに出ていたと思います。
何かを始めるときの「一歩目」ってすごく大事なんだなぁと実感しましたね。
これから在宅ワークとしてWebライターやブログなどを初めてみたい!興味がある!という初心者主婦の方。
【WEBライティング技能検定】は挑戦してみて損はない資格だと思います。
パソコンを持っていない方なら尚さらおススメです。
ということで、この記事がこれから「一歩目」を踏み出すあなたの少しでも参考になれば幸いです。
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